うと地蔵まつり
POINT
約380年前、宇土藩二代目藩主細川行孝公が、疫病などから子供を守るために宇土市本町の円応寺に六体の地蔵尊を寄進したことが始まりと言われています。山鹿灯籠祭り、川尻精霊流しと並び、肥後三大夏祭りの一つ。毎年8月23日24日開催されます。
子供たちの手によってきれいに飾られたお地蔵様が沿道に祀られ、日が沈み始めると各通りに、「ナムジノダイブツサン アゲテクダサイオサイセン~」と子供たちの歌と鉦の音が響き渡ります。お地蔵様の間には、地区の有志で作った“造りもん”が展示され、夜になると何とも言えない幽遠な雰囲気を醸しだします。かつては、この造りもんは、商家で扱う品物や家庭用品で作り、以前は「見立て細工」と呼ばれていました。
両日18時からは、宇土市街地のメーンストリートが歩行者天国になり、両日で約7万人の人出でにぎわいます。
DETAIL
住所 | 宇土市街地一円 |
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電話番号 | 0964-22-1111 |